命を燃やして死んでいくのか屍の様に生きていくのか。それが問題だ。

次週分のYoutube動画を撮り貯め様と、ビデオを回すが言葉が出ない。

かつて、鬱病発症により、読み書きが困難となった為、同じ病気で苦しむ方へのエールとして、自分自身の記録としてYoutubeを始めた。

今は、台本が無くても、喋りながら台本を組み立てられるし、読み書きも難なくできる様になった。報告できる近況もある。

では何故録画を開始しても言葉が出ないのか。

「回復してきたから」だ。

以前は、人生で経験したことのない心身の感覚に、「直接的には」死ぬ病気ではないが、必死に、自分の記録や、同じ苦しみを抱えている方の為、「発信しなくてはならない」という使命感があった。

今見返すと、動画の中で語る私はどこか鬼気迫るものがある。あれは演技ではない。心から出た話法とパフォーマンスだ。

今、カメラの前で話すテンションではない。落ち込んでいるとかでなく、回復し「普通」になってきたのだ。

過去の動画達は必要なものであり、特に後悔は無い。特に黒歴史とか、デジタルタトゥーとも思っていない。

病や死と直面することは、生とも直面することである。

回復し「普通」になりつつある私はもう、あの頃の様に熱く語れるリアリティが無い。

復職して、仕事に、精神的にも体力的にも慣れれば、きっと生活費を稼ぐために「死んだ様に」働く。

病や死に瀕することにより「イキイキ」とし、社会復帰することにより「死んでいく」とは、何と皮肉なことか。

私は少し復職を焦っているが、主治医や上司は保守的だ。二人とも私の「自分の尻を叩く癖」をよく理解している。

元のサラリーマンに戻り、幸せに生きて行けるかどうかは、私の病気の改善度と相関関係がない。

こんなことを書き連ねている様では、両名の言う通りもう少し慎重に言っても良いのかも知れない。

統計的に再発率が60%というこの病。

主治医の言う通り「ま、再発したらまた休めば良いか」くらいのノリが必要か。

<了>

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Artist Takuma Tsuchida 土田 拓磨 a.k.a 変態お洒落紳士Artist

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